●箱根登山バスの運転手さんに感心。
テレビが見られる部屋に変更してもらってホッとっした私たちは
夕食時間に館内の和食レストラン、つつじの茶屋に向かった。
店内に先客は少なく落ち着いた雰囲気。
私たちはあらかじめ予約してあったすき焼き御膳をいただいた。

以前より牛肉の量が増えて大満足。
以前から何度もいただいてきたこのメニューは3月1日から改定されたようで、
お刺身など魚料理が減り、その分牛肉の量が増えた。
しかも、すき焼きは自分たちで作るようになり、
写真入りで分かりやすい、詳しい作り方のプリントが置かれていた。
ああ、これならインバウンド客は大喜びだねえ。
食後はいつものように大浴場の混雑状況をアプリでチェック。
「空いている」時を見計らってゆっくり入浴して癒された。
翌朝はいつものように洋食をいただきたく、
フレンチレストランのオープン時間7:30の3分前に並んだが先客はおらず。
そういえば前回も一番に入店したら15分ほど誰も来ず、
貸切状態だったことを思い出した。
しかし今回は私たちが着席した直後から来客が相次ぎ、
10分ほどで満席になってしまったのには驚いた。

いつものフレンチトーストが美味しい。
なあんだ館内は空いているのかと思っていたけど、
結構混んでたんだねえ。
なんとなく、帰路も渋滞しているのではと悪い予感がしたので、
ちょっと早めにチェックアウトして送迎バスで元箱根港へ。
あらかじめ予約してあったロマンスカーに遅れたら面倒だからねえ。
思惑通り、元箱根港の湯本行きバス停には十数名の先客が並んでおり、
ぞの全員が小型のキャリーバッグを所持していた。
数ヶ月前から来日者が大幅に減っているC国の客ではなく、
日本人のようだが卒業旅行かな?
やがて来た小田原行きのバスに先客は数名。
すでにその客たちも大きなスーツケースを持ち込んでいた。
キャリーバッグを抱えて乗り込んだ若者たちは、
運転手の指示でバス中央の荷物置き場にバッグを積み重ねた。
しかし、出発して箱根の山坂を登り始めた途端、
そのバッグたちは大きな音を立てて崩れ落ち、あちこちに散乱した。
運転手さんはすぐさまマイクで、
「あー、大変!もう少し積み方をよく見ればよかったですね。
この先、平らなところで積み直しますね」とのこと。
平らな場所の停留所で、運転手さんはフーフー言いながら、
なんとか荷物を積み直し再出発。
その後も停留所ごとにキャリーバッグを抱えた客が乗車した。
そして、小涌園バス停に到着。
そこにもキャリーバッグを抱えた乗客が大勢待っていたのだが、
運転手さんは、「もう人も荷物もいっぱいで乗り切れませんので、
次のバスをお待ちください」と乗車を断った。
バスはすでに定刻から15分ほど遅れていたが、
私たちは早めにチェックアウトしたおかげで、
ロマンスカーには十分余裕があった。
それにしても箱根登山バスの運転手さんは、
ただでさえ箱根の険しい山道をスムーズに運転するだけではなく、
大量に持ち込まれる荷物を安定して積み上げ、
インバウンド客には状況を英語で説明せねばならないなど、
大変な仕事であることに感心した。

バスは無事湯本に到着したが、登りの渋滞が始まっていた。
以上、ちょっと早いホワイトデーの箱根はこれまでにない混雑だったが、
美味しい食事と温泉に癒された良い時間でした。
(この項終わり)